デザイナー目線でデザインを依頼するときにどのような事を伝えれば良いのかなどを書いていきます。
正直、デザインを依頼するときは、担当のデザイナー、あるいはディレクターが上手にヒアリングしてくれるのでそこまで構えなくても良いと思います。
ただ、事前に考えを固めてから相談したほうが、ヒアリング後に伝え忘れとかで後悔するのを防げます。
予算と納期を明確に
まず、デザインのテイストとかは置いておき、納期、予算は早い段階である程度明確にしておいた方が良さそうです。
経営状況によってクリエイティブにかけられるお金は大体決まっていると思います。事前に予算を決めた上で業者選定に取り掛かります。
予算があまりないという方はcoconalaさんとかだとかなり安く請け負っているデザイナーさんもいらっしゃいます。
また、沢山のデザイン案を見たいという方は、普通の制作会社に依頼するとかなりの金額がかかってしまいますが、クラウドワークスでコンペを開催すれば費用を抑えられます。但し、期待したクオリティの案が集まらない可能性もあります。
対象の商品、会社の強みがいったいどんなものなのか事前にまとめておく。
パッケージデザインやロゴデザインを制作する時に、対象となる商品、サービス、会社がどのようなものなのか出来るだけ詳しく分かると、デザイナーはインスピレーションが湧きやすくなります。
見る人(ターゲット層)はどんな人たちか
ターゲットを明確にすることで、その人たちに選ばれるテイストを具体的に想像することができるようになります。誰に伝えたいデザインなのかを先に決めておくことで、制作の相談をしている最中に本来のコンセプトからずれることを防げます。
外せないこだわりは先に伝える
お願いする上で、使って欲しい色や、手描きっぽいテイストにして欲しいなどの外せないこだわりがあれば先に伝えておくと良いでしょう。
デザインが出来てから伝えた場合、修正費が発生する場合もあります。
具体的なロゴのイメージがあるなら参考画像を探しておくとOK
デザインをお願いする上で、具体的にデザインのイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。そういう方は、デザイナーさんにお願いする時に自分のイメージと近いデザインをネットなどで事前に探しておいて、相談する際に見てもらうと良いと思います。
プロのデザイナーとは言え、お客様の頭の中のイメージを具体的に描画するのはかなり難しいでしょう。言葉で「かっこいい」「爽やかな感じ」と伝えても、人が想像する「かっこいい」「爽やか」のイメージは十人十色です。
具体的な参考デザインを見せながら、そのデザインのどの部分を良いと感じたかを伝えるとデザイナーさんとより具体的なイメージを共有できそうです。
まとめ
デザイナーにデザイン依頼をする時は上記のことを先にまとめておくと良さそうです。料金・スケジュール感・デザインのイメージをデザイナーと出来るだけ具体的に共有することで、プロジェクトの成功がより確実なものになるとおもいます。